2021/07/04
今朝の瀬戸内の空は
一面淡いグレー色をしています
山や山の合間には薄い雲がかかり
霞がかった山のみどりの濃淡を
引き立てるかのように
梅雨の空が表現しているようです
本当は
雲の向こうには
澄みわたる青空が広がっていて
そこには太陽の光りがさしていることを
私たちは知っています
けれども
私たちは
雲だけを見て
向こうにある青空に
目を向けていないことを
よくやっています
私たちにとって
「雲」というのは
あぁ体重が増えちゃったなとか
最近、身体が疲れやすいなとか
あの人と口論しちゃったなぁとか
過去に体験した悲しかった出来事を
嫌な思いをしたなとか
こうなっちゃったのはあの人の所為だ
…なんて思ったりとか
このように
不安や不満や怖れにとらわれてしまっていると
向こうにある青い空には
気づくことができません
雲の向こうには
輝く太陽があって
朝がくると
明るい世界を私たちは体験することができます
たとえ雲がかかっていても
その向こうには太陽があることを知っています
同じように
いま地球に春がやってきて
宇宙からは春のエネルギーが放射されているのに
私たちがそれを知らないで
受けとることを拒否しているとしたら
どうでしょう？
そして
私たちには澄みきった心があり
直感やインスピレーションを受けとることができるのに
それを知らないでいるとしたら
どうでしょう？
青空や宇宙や本来の自分があることに気づかず
自分には能力がないとか
自分には価値がないと思っていたとしたら
太陽の光や
宇宙のエネルギーを
受けとることができません
ですが
私たちはこのようなことを
無意識にやっていることが
多いなぁと思うのです
わたしが
この「雲」にとらわれてしまっていたときは
わたしなんて、どうせ…って
あきらめや自己憐憫や
また
自分への期待がつよすぎて
受けとることに抵抗していました
今でも
受けとることが怖いときがあります
でも、
信頼しようと意識することは
だんだんとできるようになってきたなぁ
って思います
夏至の日の 剣山からのぞむ朝陽
まずは
身近なところで
受けとる練習をしてみるといいです
人から与えられることがあれば
それを素直にありがたく受けとる
モノでも
言葉でも
心でも
エネルギーでも
そのままを受けとる訓練です
そうしていくと
与えられない！
といって不満を持っていたとしたら
それは
受けとることを拒否している
自分自身に問題があるんだなぁということが
わかるようになってくるのです
目の前を一面
雲が覆っている状況であったとしても
その向こう側には
太陽の光があるんだということを
信じてみる
信じられないと
思っていたとしても
それでも
信じてみる
その繰り返しの中から
未知の新しい芽が
生まれてくるんだろうなと
思うのです
いまは
春の季節なので
抵抗さえやめれば
自然と芽生えてくるのです
自分の内なる抵抗を探して
宇宙の愛を受けとりたい方
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